【考察NOTE】vol.2 きずなホールディングス上場の背景から投資の正解を読み解く

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拡大が予想される葬儀市場で、新規上場を承認されたきずなホールディングスが、いつ、どのように投資をしながら上場を果たしたのか。 弊社の投資実績により蓄積してきた投資先支援のノウハウから読み解きます。

企業紹介

家族葬に特化したきずなホールディングスは、全国に店舗を拡大し、グループ店舗数は81店舗に及びます。「葬儀再生は、日本再生。」を理念とし、全国1,000箇所の斎場で97,000件の葬儀実績を有する「家族葬のファミーユ」、家族葬や一般葬など様々な葬儀をホール中心に提供する「イマージュグループ」を主軸に、グループ全体の経営戦略に関する立案、推進ならびに管理を行っている企業です。

考察*1

株式価値の推移と、投資タイミング

投資シミュレーション

まとめ

2015年PEファンド投資時から2020年上場まできずなホールディングスの株式価値自体は、大きく増加していないように見受けられます。しかし、LBOローンを用いた①の場合には、投資時の自己投資額が株式価値の半分以下となっており、上場時におけるROIがその分増加しています。

執筆者:クレアシオン・キャピタル株式会社  内田


*1:株式会社エポック・ジャパンの第二期決算公告及び新規上場申請のための有価証券報告書より、投資時負債額及びSPCの資本計上額を推算
*2:ROI、IRRは①②については希薄化効果を考慮して試算
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